日本語教師へのイチオシの資格!日本語教師養成講座420時間

ニホナルブログ

日本語教師になるための資格とその特徴について


2014年7月23日 | category by 日本語教師という仕事


相手は全て外国人、日本でも世界のどこででも日本人ならだれてもできるのが、この日本語教師と言う仕事です。

日本人が国際舞台で活躍できる仕事、それが日本語教師と言う仕事

ただ、きちんと外国人に教えるには、資格のない人が例えばランゲージエクスチェンジなどで教えるには限界があり、やはり体系的に教える知識やスキルを持っていないとなかなか教える事はできないでしょう。

従って、ここでは、本格的に日本語教師を目指す人に、日本語教師になるための資格に関してお伝えしたいと思います。

日本語教師になるには主に以下の3つの資格を持っている必要があります。

日本語教師になるための資格

  • 大学での主副専攻修了
  • 日本語教育能力検定試験合格
  • 日本語教師養成講座420時間修了

こちらのいずれかの資格さえお持ちであれば、基本的に日本語教師として活躍をすることができます。従って、いずれかの資格の取得を目指して進めて行けばいいのですが、これらの資格には特徴があったり、取得タイミングがあるなど、ご自身がどんな日本語教師を目指すか、いつなるかなどによって選択する資格も異なってきます。

以下にそれぞれの資格の特徴をお知らせしますので、取得時の参考としてみてください。

日本語教師になるための資格の特徴について

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大学での主副専攻修了

日本の各大学には日本語教員課程の専攻コースを持っているところがあります。こちらを主又は副専攻にて修了されると、日本語教師として就職できる資格が取得できます。大学でのコースとなりますので、通常は高校生でいる間に、そういったことを目指し、そのコースを持っている大学の受験を検討しなければなりません。また、一部の大学では、入学後にコース選択できる場合もあります。いずれにしても大学在学時までの間に、選択をしていなければ受講できない資格となります。なお、コース内容としては各大学により異なりますが、一般的に日本語教師としての知識を学習していきます。また、実習を行う機会もあり知識と実践を学習していくコースでもあります。ただ、実習の時間が限られていることがあり、修了後も教えることに自信のない方もいるようです。

日本語教育能力検定試験合格

毎年、年1回、10月頃に行われる試験で、主に日本語教師としての知識が問われる試験です。合格するとその知識がある程度備わった人として評価をされる資格です。ただ内容が、文法事項、日本の地理、歴史などの知識の部分に焦点がおかれているところがあり、いかに教えていくかの実践部分がどの程度あるのか評価しづらい側面があると言われています。この資格は多くの日本語教育機関で評価されている資格ですが、一方で即戦力としては評価が分かれるところです。もう一つ、留意する点として合格率が20%前後であることです。問われる知識が広く、尚且つ合格率も高くないので難しさが伴います。

日本語教師養成講座420時間

日本語教師になるための資格の中で、一番教えることの実践に時間を割かれている資格だと一般的に言われています。文化庁が掲げる日本語教員養成に関わる課程に沿って、各日本語教師養成講座機関がカリキュラムを立てコース設定をしています。

また、そのために必要な学習時間が420時間と言われその時間数も講座の内容として設定をしているコースが多く、就職採用時にはこの420時間の修了証が一つの日本語教師としての資格として認められています。

各養成講座機関のコースは、開講頻度、コース期間、講座内容などが異なりますが、日本にある講座機関は年数回程度の開講設定となっているところが多く、また、1年から1年半程度の通学期間として設定しているところが多いです。

一方、オーストラリアなど海外にある講座は、年8回の開講頻度、11週間と言う短期コース期間など、日本にある講座とは講座の頻度や受講期間を変えて対応をしているところが多いです。

これは、普段、働きながらまたは大学に行きながら講座を受講する必要がなく、この講座のために渡航するので、集中して毎日講座に参加することができるからです。

また、それにより同じ420時間の時間数を効率良くこなす事ができるため、結果として全体に掛ける日程を少なくして対応をすることができます。

また、学校によっては通信で学習できるコースを設定している機関もあります。

ちなみに通信で受講であっても420時間の修了証については、通学コースと全く変わらない修了証であると文化庁からも確認が取れています。

尚、この日本語教師養成講座420時間は、他の資格と比べると、開講頻度が多いので受講しやすい環境下であり、尚且つ、いかに教えるかの実践部分にも力を入れいている講座ですので、就職採用の際には、採用試験中の模擬授業披露などで、効果の出やすい資格であると言われています。

以上、日本語教師になるための資格として、3つの資格とその特長に関してお知らせしました。

まとめると

日本語教師になるためには、いずれかの資格を取る必要があります。

いずれかで一つでもいいのでご自身にあった資格を選択していけば、日本語教師になることができます。ただ、それぞれに特徴があるのでその点をきちんと検討した上で、ご自身にあった資格を選択をされてみてください。

なお、昨今の日本の日本語教育機関の採用条件の傾向から、複数の資格保持を目指す方も多いです。

決して複数を持たなければ行けないという事ではないのですが、採用に有利であろうと、例えば、日本語教師養成講座420時間と日本語教育能力検定試験合格を取得した上で就職活動をされる方もいらっしゃいます。

他には、4年生大学卒業していること条件としてる日本語教育機関も多いようです。

最後に

海外にある日本語教育機関での採用条件は、同様に上記の資格のいずれかを持っていることを条件としている機関が多いです。

海外の学校は日本のそれとは異なり、ほぼ、いずれかの資格のみ持っていれば採用試験に応募することは可能です。

なお、海外で働く場合、就労ビザ取得の関係から4年制大学を卒業していることが条件となる場合もあります。

以上、日本語教師になるためには、やはり上記のいずれかの資格をとることが必要で、ニホナルとしては、始めやすく、教える実践力が身につく、日本語教師養成講座420時間がイチオシではないかなと思っています。

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