なぜ420時間? 日本語教師養成講座
2010年4月20日 | category by 日本語教師養成講座のお話
なぜ420時間? 日本語教師養成講座
日本やアジア諸国での日本語教師募集の際には
下記のいずれかを持っている事を条件とする場合がほとんどです。
①大学において日本語教育に関する主専攻を修了
②420時間の日本語教師養成講座を修了
③日本語教育能力検定試験に合格
今日はこの420時間の日本語教師養成講座についてお話したいと思います。
実際に養成講座では420時の学習をしているのでしょうか。
そもそも、なぜ420時間なのでしょうか。
どうしてこんなにも、日本語教育の世界で420時間という言葉が浸透しているのでしょうか。
実は、文化庁が『日本語教員養成において必要とされる教育内容』
という指針を発表しているのですが、
それについて学習時間が420時間程度とされています。
→内容はこちらで確認できます←
実際、日本語教師養成講座420時間を
管轄したり管理監督したりている団体などはありません。
文化庁も指針を発表していますがこの資格については認定など行っていません。
この資格はそれぞれの養成講座を行っている学校が定めることによって
420時間の資格と認定されているのです。
それぞれの学校自身が文化庁の指針に添った形で
日本語教師養成講座420時間のカリキュラムや受講期間を
決める事ができるので内容や学習時間が変わってきます。
養成講座によっては通学時間が大幅に少なく感じる講座もあるかもしれませんが
その分、課される課題が多かったり模擬授業の準備に時間を費やしたりする時間が
多いはずです。
放課後、夜間、週末などに各個人で学習、準備する時間も含めて
およそ420時間程度と考えられているのです。
日本語教師になる。では3校4コースの日本語教師養成講座を
ご紹介していますが、すべての講座において修了時には
日本語教師養成講座420時間の修了書が発行されます。
それぞれ受講期間は異なりますが、420時間の養成講座です!
①シドニーで日本語教師養成講座(11週間)
→ https://www.nihongo-kyoushi.com/yousei.html
②ゴールドコーストで日本語教師養成講座(8週間)
→ https://www.nihongo-kyoushi.com/gc.html
③通学(2週間)+通信(およそ4ヶ月から10ヶ月)コース
④オール通信コース(およそ半年から1年間)
→ https://www.nihongo-kyoushi.com/com.html
③④は同じ学校です。
※③は前半部分を2週間の通学で終わらせその後通信講座で受講します。
これから日本語教師420時間の資格を取得されようと
お考えの皆さんはどのコースがご自分にあっているか
よく考えて決めてくださいね。
迷った時には(迷う前でも☆)お気軽にご連絡ください!
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