日本語教師養成講座 英語力は必要?
2011年4月1日 | category by 日本語教師養成講座のお話
『英語力はどのくらい必要ですか?』
日本語教師養成講座の受講を考えていらっしゃる方から
よくこのような質問を頂きます。
ほとんどの日本語教師養成講座420時間のコースでは
直接法の学習をしますので
入学の際に英語力を問われる事はありませんし
受講中も英語で困る事はほとんどないと思います。
日本語教師になるで紹介させて頂いている
シドニー校、ゴールドコースト校についても同様です。
どちらの日本語教師養成講座も直接法を学習して頂きますので
英語力はほとんど必要ありませんがオーストラリアでの生活になりますので
電車、バスに乗る際や、買い物の時、道に迷った時、
またホストファミリーやシェアメイトとのコミュニケーションに困らないように
日常英会話は少し勉強されてきた方が良いと思います。
通信で日本語教師養成講座はどうかと言いますと、こちらはちょっと話が変わってきます。
通信で日本語教師養成講座では間接法をメインとし直接法も学習できるようになっています。
間接を学習する際には媒介語を英語として習いますので
ある程度の英語力が必要になってきます。ある程度とはどのくらいかというと
中学生レベル程度の英語力となります。
この教材の中には日本語学習者向けの教材も入っていますので、その教材を使ってすぐにでも授業をする事ができるのですが、その教材が英語で書かれています。
ただ、その本には教師用指導書があり、英語の部分については全て日本語訳がついていますので実際には辞書がなくても受講を進めて頂けます。
ただ、英語アレルギーという方にはあまりお勧めはできないかもしれません。
間接法の学習は英語を媒介語として学習をしていきますが、教授法としては中国語を使っても、韓国語を使っても、ドイツ語を使っても、スペイン語を使っても同様の教授法となりますので、英語圏以外で日本語教師の活動をされたい方にももちろん受講して頂けます。
通信講座の間接法の割合はおよそ70%、直接法の割合は30%となっています。
どちらも教授法も学習されたい方には、本当にお薦めの講座です。
私自信は直接法で日本語教師養成講座420時間の修了証を取得しましたが
実際、オーストラリアで日本語を教えていますのでほとんど間接法で授業をしています。
でも、実際直接法で学習した内容も実際、間接法の授業でも役に立っていますよ!二つの教授法に共通する部分も大いにあると思います。
*あとがき*
もう、4月になりましたね。また、今日はエイプリールフールなのですね。
今年は東北地方太平洋沖地震を受けて、政府は被災者の感情を考慮し、『2011年特定行事自粛特別措置法』(通称:エイプリルフール特措法)を施行し、2011年のエイプリルフールの自粛を求めたそうです。この法案には非難の声も多いそうです。
“嘘”というととても聞こえが悪いのですが、被災者の方が声を上げて笑えるような明るいジョークだったら良いかもしれませんね。笑いはエネルギーを運んできますからね。
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