日本語教師へのイチオシの資格!日本語教師養成講座420時間

ニホナルブログ

オーストラリアの日本語学校


2009年10月26日 | category by 日本語教室のお話


今日はちょっとオーストラリアの日本語学校/日本語学習塾で
どんな事をしているのかご紹介させて頂きますね。

オーストラリアは日本語教育が盛んだということもあり
日本語学校、日本語塾のようなものがいくつかあります。

私はそのようなところで一教師として働いています。

ほとんどの日本語学校では、JLPT(日本語教育能力試験)の
コースがあります。

また、大学入試用の日本語のコースもあります。
オーストラリアの学校ではYear11、12(日本でいう高校2、3年生)
は大学入試を目標にして授業科目が選択制になるのですが
その選択科目の中に“JAPANESE”があるのです。

入学試験は週によって呼び方が変わります。
例えばNSW州ではHSC、VIC州ではVCE、QLD州ではQCSTEST
と呼ばれています。

オーストラリアでは日本のように各大学の入学試験はなく
HSCなりVICなりのテストのスコアでどこの大学に入学できるかが
決まってくるのです。

大学進学を希望されている学生さんは

HSCなりVICなりQCSTESTなり高いスコアを取る為に
必死に勉強しています。

そして、これらの試験はだいたい10月から11月にかけて行われます。
なので、今、みんな熱くなっています!!!
学習者の皆さんが熱いと教師もますます熱くなりますね!

私が住んでいるシドニーはNSW州なのでHSCを教えているのですが
上級クラスになると指定された1つの日本の本を徹底して勉強します。

一昨年までは緒と乙武さんの『五体不満足』が指定教科書だったのですが
昨年からは『千と千尋の神隠し』が教科書となりました。

これらの本は日本人が読んでも難しい言葉が結構あるんですよね。
『そなたの内なる水と名において解き放て…』とか・・・

説明する先生も一緒に勉強しなくてはいけませんね!

JLPTや大学進学の為の日本語クラスの他には
ビジネス日本語会話のクラスや児童日本語会話クラス
一般日本語会話クラスなどがあります。

日本語教師という仕事は子供から大人までが教える対象になり
どこの国の人にでも教えることができるという事も魅力の一つですね!

*あとがき*
宮崎アニメの多くはオーストラリアが舞台になっていると
噂されているのをご存知ですか?!
有名なところではThe Valley of the Wind(風の谷)というところがあります。
名前の通り風の谷のナウシカの舞台となったと
言われているところです。
他にもラピュタの木と言われている木や
魔女の宅急便でキキが働いていたパン屋だといわているお店も
実はあるんです。

あくまでも噂ですけどね・・・
でも、オーストラリアでは宮崎アニメを訪れるツアーというのもあり
これらの噂の場所行けるようですよ!

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